サキュバスのみが登場するM男向けゲームって意外とないですね。その意味で「サキュバスプリズン」はありそうでなかったを体現しています。この作品はメインからサブキャラまで女性はサキュバスしか登場しません。
しかも、エロシーンがすごく抜きやすいです。アニメーションやセリフから効果音まで緻密に練られています。ゲーム攻略に関してもマゾ仕様となっています。
ストーリー
3体のサキュバスが住む家に閉じ込められた主人公が脱出を試みる話です。
主人公は仲間に指示されて、半ば無理やり美人3姉妹が住む家を襲わされます。しかし、3姉妹の正体はサキュバスであり、返り討ちにされてしまいます。主人公を捕まえた末っ子サキュバスのミュスカに24時になったら食べると宣告されます。
ゲーム内容
サキュバスの家からの脱出が目的のRPGです。朝の9時過ぎからミュスカに食べられる24時までの間に、サキュバスの家の中で必要な情報や道具を入手して脱出します。
基本的にはサキュバス達に見つからないように行動する必要があります。しかし、場合によってはリスクをとって接触する必要もあります。
ゲームクリア及びCGのコンプリートは12時間ほどかかりました。ただし、ぼくはゲームが難しくて途中で挫折してしまい、攻略サイトを見ながらプレイしました。ですので、真面目にやるともっと時間がかかると思います。
おすすめキャラ&シーン
ミュスカ
ダイナマイトボディでもっともサキュバスらしいサキュバス。末っ子で自由気ままに男を喰い散らかします。見た目のエロさは本作の中ではダントツです。
気持ちよさのあまり、泣き叫んでいるところをバカにされながら、ひたすら犯されます。プレイ内容は騎乗位とパイズリがメインです。
ヴィヌム
見た目はロリ幼女だがもっとも年上のサキュバス。個人的には一番おススメのキャラです。心をえぐるような責めをしてきます。
- わざと逃げるすきをあたえることで命より快楽を望んでいることを自覚させる
- 精液だけでなく記憶や経験もしぼり取ることで絶望をあたえる
よかったところ
エロシーンのエフェクトが恐ろしいほどにマッチしていて抜きやすいです。エロさと絶望感がよく引き出されています。エロさを演出しているのは以下の3つです。
- パイゆれと腰ふりのアニメーション
- 下品な効果音
- 下品な効果音の文字出力
絶望感を演出しているのは以下の2つです。
- 言葉責め
- 冷たいイメージのBGM
1つ1つは他の作品と比べても特別ということはないのですが、相乗効果がすごいです。単純なシーンでも想像以上に抜けます。
また、死に戻りの設定によってエロシーンのバリエーションの幅が広がっています。死に戻りにより脱出するための情報を得たところで、記憶を快楽と引き換えにしぼり取られます。これにより希望と絶望のギャップが生まれます。これがよく抜けるんですよ。
サキュバスものはエロくて破壊力のあるオカズなのですが、つかまって死ぬまで犯される展開がほとんどです。そのため、一般的に言葉責めがパターン化しやすいです。しかし、本作は設定によってこれを回避していますね。
いまいちなところ
エロシーンの回収がめちゃくちゃ大変なところです。ゲームクリアだけであれば、攻略サイトを使えばなんとかなると思います。それでも大変でしたが。。。
しかし、回想シーンのコンプリートはこころが折れそうになるくらいシンドイです。要因は2つあります。
- 情報が少ない
- 攻略方法の予測が立てづらい
1つ目はどの攻略サイトにも全シーンを回収する方法が掲載されていないことにあります。これは本作では定期的にアップグレードして新たにシーンを追加しているので、最新化されているサイトがほとんどないためと思われます。ちなみに作中のヒントはあまり使えません。
2つ目は本作のジャンルが謎解きゲームだということにあります。M男向けゲームではあまりないジャンルであるため、セオリーが存在せず探り探りとなってしまいます。
ちなみにM男向けゲームでRPGというとほとんどがモンスター娘系になります。この場合はドラクエのように次の町へ進んでモンスター娘を倒せばよいで進め方はシンプルです。
まとめ・余談
サキュバスものの作品の中では最高峰だと思います。時間と気力に余裕があるM男くんは絶対に買ったほうがよいです。
簡単にエロシーンを見る手段が用意されていれば、文句なく評価を星10にしていました。実はアニメーションだけであれば方法があるのですが、セリフがないので片手落ちですね。
いろいろな意味であと一歩で神ゲーになるのに惜しいと思ってしまうゲームです。
評価
★★★★★★★★★☆